ペットと仙台初詣 ペットの病気がん
国内における発症率の高さは、がんが最も高いとされています。3人に1人は発症すると言われています。また死亡率も高いものとなっており、がんの発症を予防するためには定期検査が最も効果的だと言われています。このような生命の危険を脅かすがんという病気は、人間だけでなく、犬や猫といったペットも発症する恐れがあります。犬・猫などのペットのがんにも良性と悪性の腫瘍があります。良性の場合は、治療薬などで経過をみることになります。悪性のがんの場合は、手術療法や化学療法などが用いられ、人間と同じ治療方法となっています。これらの治療方法は、がんの種類によって適用させる方法が異なります。
犬のがんには口腔のがんや骨肉腫、肥満細胞腫、皮膚がん、血管肉腫、乳がん、悪性リンパ腫などがあります。口腔がんは、歯茎や口腔内の粘膜、歯茎、舌などに発症する腫瘍です。良性のものをエプリスと呼び、悪性のものを悪性黒色腫と呼びます。エプリスの場合でも手術療法で切除を行います。悪性黒色腫の場合は転移の可能性があります。骨肉腫とは、骨に腫瘍が発症するもので、比較的若い段階での発生が多いです。
肥満細胞腫とは、肥満細胞ががん化したもので、皮膚に発生することが多いです。また皮膚だけでなく、内臓器官での発症することもあります。皮膚がんには良性のものや悪性のものがあり、いくつかの種類があります。血管肉腫とは、血管内の血液によって転移するがんです。脾臓や心臓、肺や脳にまで転移する可能性があります。乳がんは、犬のがんの中でも発症率が高いとされています。がん全体の半数がこの乳がんと言われています。乳がんには良性と悪性があり、その割合は半数で、さらにリンパ節や肺への転移があります。
悪性リンパ腫とは、リンパ節リンパ器官にあるリンパ球ががん化するものです。犬や猫などのペットのがんも、人間のがんと同様で、早期発見による早期治療が望ましいです。そのため定期的に診察を受けるようにしましょう。視診や触診、聴診などの診察や、血液検査などで異常を確認します。これらで異常がみられる場合は、さらに精密な検査となります。人間と同様、ペットも病院を嫌がる子が多いです。鳴き声をあげる子も多いため、診察に連れていくことに躊躇している飼い主も多いのではないでしょうか。ですがペットは鳴き声をあげることはできても、病気の声をあげることはできません。飼い主が責任をもって健康管理に取り組む必要があります。
参拝する寺社仏閣のご利益別仙台初詣