ペットと仙台初詣 ペット保険
日本では国民皆保険制度が施行されており、全ての国民は健康保険へ加入していることになっています。そのため、全ての国民は、医療費の3割負担で済むようになっています。ですがペットに関しては、健康保険というものが存在しません。ペットが医療サービスを受ける場合は、その費用の全額を負担することになっています。ペットが医療サービスを受けたことの経験がある飼い主の方はご存知だと思いますが、医療費の全額負担というのは大きな出費となります。
そんな出費を補助するのがペット保険です。ペット保険は、病気やケガなどの治療費を補償してくれる保険です。一般的なペット保険では、診察費用や処置費用、手術費用、入院費用、薬剤費用などを治療費用として補償の対象となっています。さらに、ペットが他人や第三者の財物に損害を与えた場合の損害賠償請求に対しても、補償として保険金が支払われる契約もあります。このような補償は一般的に、特約となっています。
注意が必要なのは、全ての医療サービスの費用が補償の対象ではないということです。例えば狂犬病やジステンパー感染症、犬コロナウイルス感染症などの治療費用は、補償の対象外となっています。これは混合ワクチンなどによって予防が可能な病気だからです。このような予防可能な病気による治療費は、ペット保険の補償を受けることができませんから注意しましょう。また、これらの予防可能とされる病気以外にも、補償の対象外となる病気がありますから、加入する前に確認をしておきましょう。
そして病気だけではなく、補償の対象とならない医療サービスとして、ワクチンの接種費用や、検査費用、妊娠・出産、帝王切開なども全額飼い主の自己負担となります。また、ペット保険にも待機期間というものがあります。待機期間とは、保険契約を終えてからの一定期間を、補償の対象としないというものです。免責期間と同じです。一般的には、保険契約が締結した後、初日から30日以内の治療費用に関しては免責されることとなっています。またがんの場合は、契約期間初日から120日間を免責期間としているペット保険が多いです。ペット保険は飼い主の負担を軽減するものですが、軽減される金額は契約内容によって異なります。人の健康保険と同じように、治療費用の7割を補償してくれるものや、5割の補償といったものなどがあります。当然7割負担の補償を受けることができるペット保険の方が、保険料が高額になります。
仙台初詣、お正月に関する昔話と逸話を10話紹介します。