ペットと仙台初詣 ペット犬猫の肥満とダイエット

肥満は万病のもとです。これは人間だけではなく犬や猫といったペットにも同じことが言えます。太っている方がかわいいという飼い主もいらっしゃいますが、肥満状態のペットは病気の発症リスクが高くなっていることを忘れてはいけません。肥満状態の体内では、血流が悪くなり老化が早まると言われています。また、体重が重いため、関節に障害が発生する可能性があります。そして人間と同じように、糖尿病の発症リスクが高くなります。このように、ペットの肥満は、人間と同様の病気を発症させるリスクが高い状態となっています。ペットの肥満の原因は、食べ過ぎや運動不足、加齢、避妊・去勢手術、何らかの病気などが考えられます。とはいっても、肥満気味のペットの多くは食べ過ぎによるものが大半です。肥満を予防するためには、飼い主が決められた量以上の食事を与えないことが第1です。ですが肥満となっている場合は、さらに運動療法も取り入れる必要があります。とはいえ、無理な運動は関節に大きな負担を与えるから徐々に運動量を増やしていく必要があります。特に太りやすくなる成長期は、食事量を制限するようにしましょう。犬の場合は食事や運動療法を取り入れることが安易といえます。日常的に散歩させているのであればなおされと言えます。ですが、猫の肥満の場合はどうでしょうか。猫の場合、食事も一気に食べる子も少なく、また散歩させる習慣などもほとんどありません。ですから犬の肥満の場合とは違う工夫が必要になります。食事量を変更する場合は、一度に多くの食事にしないようにしましょう。元々、猫の多くは一度に大量に食べるわけではないため、あげっぱなしになりやすいです。ダイエット目的のフードに変えて、少しずつ食べていたものと変更していくようにしましょう。また散歩ができないのであれば、キャットタワーをうまく活用しましょう。猫じゃらしやおもちゃなどで、キャットタワーの上段部分へうまく誘導しましょう。ただし、犬よりも猫は継続した運動をすることができません。1度の運動時間は15分程度としておきましょう。この運動量を一日、2~3度行うようしましょう。人間の場合と同じですが、肥満だからといって過度なダイエットに取り組ませることはあまりにも危険です。病気の発症リスクが高くなり、場合によっては生命の危険にさらすことになります。日常から、肥満対策を怠らないように飼い主自身が気をつけましょう。

正月の準備・ことはじめについて解説します。